IMD、早稲田大学ビジネススクール、日産財団の連携によるGRLPを開催!

2017年度初となる「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」(GRLP:Global Resilient Leadership Program)を9月25日〜29日、早稲田大学日本橋キャンバス(東京都中央区)と日産自動車グローバル本社(横浜市西区)で開催しました。

 本講座は日産財団が主催し、エグゼエクティブ教育で世界トップクラスの評価を得ているビジネススクール、IMD(スイス)と、本プログラムの立ち上げから深く携わる早稲田大学ビジネススクール、そして日産自動車が協力する形で、5日間のプログラムを実施しました。

実際の企業を題材に、変革の方法を習得

IMDからは経営戦略などを専門とするシリル・ブーケット教授、ならびにリーダーシップや組織行動などを専門とするジェニファー・ジョーダン教授を講師に迎えました。また、早稲田大学ビジネススクールからは、国際ビジネスや異文化マネジメントが専門の太田正孝教授と、経営戦略やグローバル経営が専門の池上重輔教授も講師として参加しました。

DAY1-small-10.jpg
ジョーダン講師(左)とブーケット講師

DAY1-small-14.jpg
太田講師(左)と池上講師

プログラム前半の講義では「変革を主導する」というテーマのもと、日産自動車やネスレといった具体的な企業での事例を講師たちが披露しました。また「新市場への参入」や「グローバルリーダーシップ」といった、受講生のみなさんの所属企業で今後の仕事に直結するテーマの講義を展開しました。

DAY1-small-119.jpg

DAY2-small-262.jpg

体を動かしてリーダーシップを体験

3日目には、「ダイバーシティ状況下でのレジリエント・リーダーシップ」をテーマに経験型の学習セッションを行いました。早稲田大学商学部の学生みなさんも参加し、チームごとに、事前の検討の後、あるものを制限時間内に組み立てるゲームにチャレンジしました。

また、受講者たちは、特殊なルールのカードゲームにもチャレンジしました。ルールをめぐって混乱が起きるなか、いかにメンバー同士が理解しあい、リーダーシップやフォロワーシップを構築していくかを、身をもって体験しているようすでした。

今回の受講者25名は、初日の自己紹介や講義のほか、晩に開催した「ウェルカムパーティー」でとても打ち解け、以降のプログラムでは真剣でありながらも常に笑顔の絶えない雰囲気となりました。受講者たちが意思決定をする場面では、自然と拍手も起きていました。

DAY1-small-454.jpg
パーティーで語り合う受講者たち

リーダーたちの生きた声を傾聴

プログラムはいよいよ終盤へ。4日目には、日産財団理事長で日産財団副会長の志賀俊之が講師として登壇。

志賀講師は1990年代の日産自動車の危機の時代と、2000年代以降の日産自動車のリバイバルの要因などを披露しました。とりわけカルロス・ゴーン元CEO(現会長)のリーダーシップについて、側近でCOOをつとめてきた経験をもとに「自らのビジョンを持ち、世間の常識に流されない」「オープンイノベーションを競争力の源泉とする」などの特質を述べました。講演後は、受講者から数多くの質問が出ました。

DAY4small-529.jpg
熱弁を振るう志賀講師

そしていよいよ最終日の5日目。受講者は日産自動車グローバル本社に移動し、カルロス・ゴーン講師との質疑応答を迎えました。

ここでも数多くの質問が出て、活発な討議が行われました。そして、ゴーン講師は「危機は自分が利するように変えていかなければならない」「計画とは30年後の将来を描くものではないが、一方でビジョンというものには期限はない」などと、メッセージ性の高い話を受講者に伝えました。

DAY5-small-163.jpg
数々のメッセージを伝えるゴーン講師

プログラムを完遂した受講者全員に修了証書を授与し、その後、修了レセプションを開催しました。受講者、講師、スタッフが充実した5日間を振りかえりあうとともに、所属企業でレジリエントなリーダーシップを発揮していく決意を受講者たちから聞きました。

DAY5-small-594.jpg
修了レセプションでスピーチする受講者

講師のみなさん、今回もご協力ありがとうございました。そして受講者のみなさん、ご参加ありがとうございました。

DAY5-small-239.jpg

日産財団はこれからのみなさんの成長に期待するとともに、今後もみなさんに寄り添ってまいります。またアルムナイでお会いしましょう!

関連記事